マリメッコ -marimekko- について
 
 
marimekko マリメッコ
マリメッコのお店紹介

フィンランドにmarimekkoって何店舗あるんでしょー?本国サイトに載ってる直営店舗だけでも24店舗!
その他取扱店も含めるとすごい数になりそうですね。
なんせ、スーパーでも売ってるんですから!

ヘルシンキに行ったら通らない人はいないPOHJOISESPLANADI(ポフヨイスエスプラナディ)通り店をちょっと紹介したいと思います。
この通りはフィンランド人の憩いの場ESPLANADI公園があり、
マリメッコのファッションショーもたまにこの公園で開催されます。
観光案内所、イーッタラ、アーリッカもこの通りにあります。
マリメッコはこの通りに2店舗ありますが、ムーミンショップも入っているKAMP GALLERIA店を紹介します。




通りから入ると広々とした店内!主に洋服が並んでいます。
革製品やスーツもこのフロアにあります。

少し奥に行くと階段がありキッズやバッグなどが並んでいます。

エスカレーターで下におりると、まさにマリメッコワールド!!

 

生活雑貨・ファブリックが目をひきます。

  


小さな噴水もあるんですよ。

 

こんなものまで!KIVET柄のイス?!



KAMP内からだとこんな感じの入り口です。



ちなみに店内は写真撮影禁止ですのでご注意を・・・
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マリメッコの工場見学に行ってきました

マリメッコの工場は本社に隣接していて、ヘルシンキから地下鉄で約15分HERTTONIEMI(ヘルットニエミ)にあります。

地下鉄といっても、地下を走るのは少し。
こんなすてきな景色を地下鉄に乗りながら見ることができます。

工場の敷地内にはマリメッコのアウトレットショップもあります。
  
まずは本社へ。
迎えてくれたのは天井から床まで吊るされたファブリック。
2006冬の新作「PAASKY」「KASSIOPEIA」柄。
そして受付へ。受付の中にもマリメッコグッズがいっぱい!!!

2階はギャラリースペース。常に新作が飾られ、たまに商品の撮影も行われるそう。
ギャラリースペースをぬけると個別のオフィスがつらなっています。

どこを歩い ていてもマリメッコの商品がディスプレイされています。
今までのバッグの型がすべてディスプレイされている部屋もあります。
  ←展示室
6月に訪問しましたが、すでにクリスマス用のディスプレイでした
女性が中心になって働いています。

休憩室だってすべてマリメッコ!!
APPERSIINI柄のテーブルクロスにAmfora柄のソファー
いよいよ工場内へ
インクの匂いがただようプリント工場。

←目に付くのは大量のフィルム。
版下台となります。

プリントラインが見えてくると思わず歓声をあげてしまいました。
KAIVO柄をプリント中。
ずっと見ていても飽きません。
プリントの後はインクを乾かし、洗われ→乾燥→ロールの順番で作業が続けられていきます。


隣には30年前の機械。新しい機械のほうが早いので中心に動いているのは今の機械ですが、まだまだ現役でプリントしています。
 

プリントラインの近くにはクリスティーナ・イソラの部屋があります。
その横のソファーBONBON柄。

ミスプリントを検品する所。
今日の作業は終わったそうです。


倉庫内も見学
PIENI TORI UNIKKO2006新色

マグカップだってこんな大胆に使っちゃいます。
使い方が違いますね。
 
時計だってマリメッコ


本社、工場、アウトレットショップとお忙しい中 Hormaluomaさんに丁寧に案内して頂きました。

最後に、マリメッコ新作の洋服が揃ったテスティングスペースで私の質問にもお答え頂きました。
私が気になっていたことは、まず、マリメッコはファブリックにもバッグにも必ず名前が付いていてその名前を誰が決めているのかということ。デザイナーかなとは思ったのですが、数多くの作品に1人で名前を決めるのは大変そう・・・でも、やはりすべてデザイナーが決めているそう。
まれに名前が思い浮かばなかったりした場合は同僚に相談したりする場合もあるそうですが、基本的にはデザイナー自身だそうです。

もう一つ!
彼が着ているシャツ↓「OLKALAUKKU」も持っていて素敵ですが・・・


マリメッコの定番「PICCOLO」柄のシャツ「JOKAPOIKA(ヨカポイカ)」ですが、VUOKKO NURMESNIEMI(ヴォッコ・ヌルメスニエミ)が1956年にデザインしました。
このすべての少年という意味の「JOKAPOIKA(ヨカポイカ)」が今年50周年を迎えマリメッコのお店では50パターンのシャツを展開!イベント化して販売しています。

そして前から気になっていた「PICCOLO」の名前。フィインランド語でもなく何語かもわからず・・・
辞書の引きようがなかったので、意味がわかりませんでした。

例えば、「UNIKKO」「KIVET」などはモチーフにしたものの名前がついているので分かりやすいですが、フィンランド語でも英語でもなくモチーフからも連想できないとなるとどこから名前をとったのか気になっていました。

お伺いした所、イタリア語でポーターの意味だそうです。
「PICCOLO」柄は1953年にANNIKKA RIMALA(アンニカ リマラ)によってデザインされましたが、
その由来はというと・・・

イタリアのホテルに滞在し、ポーターを見てパッと思いついたのだそう。
そして「PICCOLO」柄の独特の微妙に色が違うストライプにも興味深いお話が。
プリントをしているときにミスで色がずれてしまったそう。でもそのズレに魅力を感じ、そのまま続行。
そして、あの独特のストライプが出来上がったそうです。

興味深く、楽しいお話をたくさん聞かせていただきました。
お話中に社員の方がテスティングルームにコソコソやってきて、新作を着て「似合うかしら?」なんて1コマもありました。
社員みんながマリメッコを愛していることが伝わってきた訪問でした。


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マリメッコ-marimekko- in Finland

とにかくヘルシンキではマリメッコを持っている人をよく見かけます。

UNIKKO柄のスカートをはいたママ。
よーく見てみて下さい。ベビーカーの下にあるバッグも実はマリメッコ。
オウムをモチーフにした「PEPITO」柄のボストンバッグです。

白い洋服のコーディネートに派手な「ONNELLINEN」柄が映えています。

一番見かけた「OLKALAUKKU」!!!
缶バッジをつけて自分らしくアレンジ! 手前OLKALAUKKUと奥はBASALTTI
JOKAPOIKA(シャツ)とOLAKALAUKKUのマリメッコダブルコーディネート!
 
マリメッコのバッグでお手伝い!!きっと奥さん、お母さんのバッグを持っているのでしょう。
   
大人気斜めがけバッグ!!

最後はやっぱり!!UNIKKO柄ワンピース! 
と、見渡せばマリメッコです。
ファブリックを買って洋服・バッグを手作りしてる人も多いので、こんなマリメッコみたことない!!って時もあります。
すごくかわいかったりして・・・

日本でもこんなにマリメッコを持ってる人を見かける日が来るといいなぁ。
(2007.06)


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まだまだ日本ではなじみのうすいmarimekkoの洋服ですが、フィンランドでは、とても人気があります。

先日、教会で行なわれたクリスマスパーティーでmarimekkoのUNIKKOワンピースを着ている姉妹を見つけました。あんまりかわいいので、写真を撮らせてもらいました。ママも子供達とお揃いの色のUNIKKOシャツを着ていました。

marimekkoは普段着からパーティー用まで、子供服も実はとても充実しているのです。

100%コットン素材で着心地がよく、子供はいっぱい遊んで、いっぱい汗をかいても汗も良く吸い取ってくれるし、何回洗濯しても服が縮んだり、よれたりする心配がありません。

この姉妹もかわいいUNIKKOのワンピースに身を包んで一日中ごきげんでした。

(2004.12)



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↑エスプラナーディ通りのお店
フィンランド国民に広く広く親しまれているmarimekko!
道行く人の10人に一人はマリメッコのバッグを持っているのではないでしょうか?

特にこの夏は、新柄の「JOKERI」「APPELSIINI」が人気です。
バッグを始め、サンダルタオルなどに展開された商品がショーウィンドーで目を引きます。

花柄UNIKKOとまんまるKIVETのバッグもよく目にします。
UNIKKOのトートはもちろんですが、ななめがけの「ETRO」や「BASALTTI」も若い女の子を中心に大人気のようです。

街で出会った仲良し女の子3人組。
みんなマリメッコが大好きで、ANNIは「PRINSSI」、EIJAは「ETRO」、MIIAは「PITKAHIHA」を愛用しています。

特にMIIAのおうちは家族でマリメッコが大好きで、家はカーテンから食器に至るまでマリメッコだらけだそう。
今度お邪魔させていただく事を約束したのでした。
(2004.08)


↑マリメッコ大好きの仲良し3人組
(左からANNI、MIIA、EIJA)
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マリメッコ-marimekko-定番バッグ

長く長くお使いいただけるマリメッコの定番バッグ
その魅力は、何でしょうか?

定番バッグのデザイン

マリメッコ定番バッグの多くは100%コットンキャンバスで作られています。
厚手でとても丈夫な素材です。
鮮やかなデザインのバッグも魅力ですが、こちらの定番バッグにも根強い人気があります。

定番バッグの人気の秘密は何と言っても長年変わらぬシンプルなデザインでしょうか?
30年以上も前にデザインされたバッグが今なお親しまれているのです。

私も毎日、通勤に愛用していますが、使っていて飽きが来ないのです。
使えば使うほど愛着が増し、もう、手放せません。


定番バッグの色1

定番バッグの色はバッグの型によっても異なりますが、「黒」「紺」「赤」「モスグリーン」「白」「黄」が製造されています。(2004.03現在)
それぞれの色の特徴は、
」・・・漆黒の黒
」・・・夜は黒と見紛うくらいの濃紺
」・・・「マリメッコレッド」と名を付けたいほど、特徴のある鮮やかな赤です
モスグリーン」・・・落ち着いた色味のモスグリーン
」・・・真っ白と生成りの中間色
」・・・発色の鮮やかな黄色です

また、今春(2004.03)より、「ベージュ」の製造が「OLKALAUKKU」「MATUKURI」など、一部バッグに蘇りました。
日本においては人気の高いベージュだったのですが、世界では日本ほどの人気ではなく、一時製造されていなかったのです。

「ブラウン」も加わりました!

定番バッグの色2

定番バッグ中には「ベージュブラック」「mロゴ」など、柄の製品もあります。

ベージュブラック」は1年程前、定番商品として製造されていました。
mロゴ」は2年程前まで製造されていましたが、今は製造がなく、ファンとしては再来を待ちたい幻の柄となっています。(2004.03現在)


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マリメッコ-marimekko-商品名の解説 

商品の名前一つとっても、日本人には馴染みがなく、「マリメッコっていったい何?」と思われる方も多くいらっしゃる事と存じます。
そこで、この場をお借りし、フィンランドマニアの店長がマリメッコについて解説(わかる範囲でm(__)m)して参ります。
まだ未完成ですが、日記のように徒然なるままに解説していきますので、どうぞ完成をお楽しみに、よろしくお付き合いくださいませ!!


●「UNIKKO」ってどう読むの?

「ユニッコ?」「ウニコ?」「ウニッコ?」・・・答えは「ウニッコ」。
マリメッコの商品名を語る前に押さえておかなくてはならないのがフィンランド語です。日本人に馴染みのある単語で、そのまま発音すればフィンランド人にも通じる単語が「サウナ」。「サウナ」はフィンランド語で「SAUNA」と書きます。
お気付きでしょうか?フィンランド語はアルファベットをローマ字読みすればいいのです!(一部例外有り)
UNIKKO」もローマ字読みすれば、「ウニッコ」ですよね〜。


●「UNIKKO」のアクセント

さて、「ウニッコ」と読むのは判ったのですが、どこにアクセントを置いて発音するのでしょうか?
「ウニッコ→(平坦に)」「ウニッコ↑(尻上がりに)」・・・文字だけでお伝えするのは難しいのですが、あえて書くなら「ウ!ニッコ」。
フィンランド語は必ず単語の一番前にアクセントがあります。これは例外無しと言っていいでしょう。
PUKETTI」は「プ!ケッティ」「PATONKI」は「パ!トンキ」といった具合です。
それでは練習問題。
Q1.「LOGOPAITA」はどう発音しますか?
Q2.「OPAALI」はどう発音しますか?


●バッグの名前1

先ずは答えから。
Q1.「LOGOPAITA」はどう発音しますか?→「ロ!ゴパイタ」
Q2.「OPAALI」はどう発音しますか?→「オ!パーリ」
です。
次にマリメッコのバッグの名前について解説を進めようと思います。
バッグの名前はもちろんフィンランド語が多いのですが、時折、英語、スウェーデン語も登場します。
例えばUNIKKO柄のクラッチバッグ「POPPIES」。
「POPPIES」は英語ですが当店では、フィンランド人だったらこう読んじゃうだろうな。と、言う事で、スタッフ全員「ポッピエス」と読んでいます。(というか、読むように、こだわりの店長が指導しています。)


●バッグの名前2

商品名の中に時々登場する単語があります。
「LAUKKU(ラウック)」「KASSI(カッシィ)」「REPPU(レップ)」などがそうです。
それぞれ「バッグ」「手さげ」「リュック」を意味します。
OLKALAUKKU(オルカラウック)」というバッグ、「OLKA」は「ショルダー」を意味し、「OLKALAUKKU=ショルダーバッグ」となります。
ストレートなネーミングですが、私たちには「何?オルカって?そんな生き物いたよね?」なんて、想像もつかない名前です。

ちなみにこの「OLKALAUKKU」、リストマッティ・ラティアが初めてデザインした、まさにマリメッコの原点のバッグ。
昔からこのバッグを愛用している方も多く、「1代目OLKALAUKKUがとてもくたびれてしまったので、2代目OLKALAUKKUを購入します!」というお客様がいらっしゃるほどです。
いつまでも飽きが来ず、実用的で末永くお使い頂けるバッグです。


●バッグの名前3

大きな丸柄が印象的な「KIVET(キヴェット)」シリーズ。
「KIVET」とはフィンランド語で「石」という意味、「KIVET」は「石」がモチーフとなっているのです。
「KIVET」柄を用いて作られている「GRANIITTI(グラニーッティ)」というショルダーバッグ、「GRANIITTI」は御影石という意味。

そして「BASALTTI(バサルッティ)」はというと、玄武岩を意味しているのです。
玄武岩はエステなどでヒーリングストーンとしても使われているそうです。

最後に「RUBIINI(ルビーニ)」なんか日本語にも似ている??そう、ルビーです。
「KIVET」は「石」がモチーフなだけに、バッグも石の名前が付けられているのですね。

●バッグの名前4

「marimekko SPORT」から初登場したバッグ「OLYMPIA」フィンランド語で「オリンピック」という意味。
スポーツにちなんで4年に一度の世界的大スポーツ大会の名が付けられました。
1952年にヘルシンキオリンピックが開催され、長距離選手のバーボ・ヌルミ選手の像がオリンピックスタジアム公園に
あります。
今ではオリンピックスタジアムも観光名所として定着しています。

●バッグの名前5

2005年春の新作で登場したPIPPURI(ピップリ)柄ショルダーバッグ「KANI(カニ)」フィンランド語で「うさぎ」という意味。
「PUPU(ププ)」や「JANIS(ヤニス)」もフィンランド語でうさぎという意味があります。
フィンランド語は一番前にアクセントが前に来ます。「カ」にアクセントを置いてください。
逆に「ニ」にアクセントを置くと、日本語の単語になりますね。「蟹!!」

フィンランド語にはアクセントを変えるだけで日本語の単語になるものが結構あるんですよ。
「SUSHI(スシ)」フィンランド語→おおかみ 日本語→寿司
「OJA(おや)」フィンランド語→溝・堀 日本語→親
大阪弁を思わすような単語も・・・
「NAINEN(ナイネン)」フィンランド語→女性 大阪弁!?→無いねん
ここで紹介したのは一部なので、あなたも探して見て下さい。

●バッグの名前6

2005年春の新作で登場した「PIPPURI(ピップリ)柄」のバッグ。
フィンランド語では「こしょう」の意味です。
PIPPURI柄のバッグでは「GINGER(ジンジャー)」英語で「しょうが」の名前の付いたバッグもあります。
柄の名前では「PUNAPIPPURI(プナピップリ)」→赤こしょう
「VALKOPIPPURI(ワルコピップリ)」→白こしょう
「MUSTAPIPPURI(ムスタピップリ)」→黒こしょうがあります。

●バッグの名前7

2005年春の新作「ANIS」!このバッグは「ANANAS(アナナス)」柄。
ANANASはフィンランド語でパイナップル!!
甘いものが大好きなフィンランド人はサラダにもパイナップルを入れちゃいます。
ドレッシングの変わりに、パイナップル缶の汁をかけることも・・・
ケーキなどにもよく入っていて、フィンランドのパイナップルケーキは絶品です。

バッグの名前8

70年代で最も有名なプリント「TORI(市場)柄」から登場したバッグ「HEDELMA PELI(ヘデルマペリ)」
「HEDELMA」→フルーツのこと。フィンランドでは夏、市場にフルーツがたくさん並びます。
そして「PELI」→ゲーム。フルーツゲームという名前のバッグです。

同じく「TORI柄」の「MARJAT(マルヤット)」!ベリーという意味です。
ブルーベリー、ラズベリー、クランベリー、ブラックカラント、etc...
フィンランドはベリー王国です。ブルーベリーなど、夏に森に入って誰でも自由に採ることができます。

バッグの名前9

2005年秋冬の新作「TUULI」柄。
TUULIって!?フィンランド語で風を意味します。
風にそよぐ木々がモチーフとなっていて、フィンランドの自然を思わせる素敵な柄ですね。
バッグの名前も「MAPLE(メープル)・WILLOW(やなぎ)・OAK(オーク)BIRCH(バーチ)」など、木の名前がついています。

●ポーチの名前1

ポーチの種類も豊富なmarimekko。
マリメッコのポーチには大・中・小と3種類の大きさがあります。
一番大きなのが「MEDIA(メディア)」、真中が「NUUKA(ヌーカ)」、一番小さいのが「HIPAUS(ヒパウス)」。

これに「UNIKKO(ウニッコ)」「PICCOLO(ピッコロ)」「NIMIKKO(ニミッコ)」など柄の名前が付いて、ポーチの名前となります。
「UNIKKO MEDIA」「UNIKKO NUUKA」「UNIKKO HIPAUS」といった具合です。

それぞれの大きさは、
「MEDIA」 = 縦20cm x 横30cm x マチ 9cm程度
「NUUKA」= 縦20cm x 横19cm x マチ8.5cm程度
「HIPAUS」= 縦13cm x 横19cm x マチ 4cm程度

「MEDIA」は旅行などに便利なビッグサイズ、「NUUKA」は普段使いに、「HIPAUS」はお化粧ポーチにちょうどよい大きさです。


●ポーチの名前2

中には、柄+MEDIA、柄+NUUKA、柄+HIPAUSなどの名前ではなく、
「SAARI」「VEHKA」「KASTE」など、ポーチ自体に名前が付いている商品もあります。

また、ポーチではありませんが、同じような用途でお使い頂ける商品に、がま口タイプの小物入れがあります。
当店での商品名は小さ順に「小銭入れ」「シガレットケース」「小物入れ小」「小物入れ大」としていますが、
これらのフィンランド名は、
小銭入れ=MINI KUKKARO(ミニ クッカロ)
シガレットケース=PIENI KUKKARO(ピエニ クッカロ)
小物入れ小=SILMALASI KUKKARO(スィルマラスィ クッカロ)
小物入れ大=KESKIKOKOINEN(ケスキココイネン)

「KUKKARO」は「がま口」の意味。
例えば「SILMALASI KUKKARO」の「SILMALASI」は「メガネ」という意味なので、訳すと「メガネケース」です。
KESKIKOKOINEN」だけ「KUKKARO」が付きませんが、これは名前が長くなるからでしょうか?謎です。


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マリメッコ-marimekko-柄の紹介 

●MUSTA TAMMA (ムスタタンマ)

ミカ・ピーライネンの「Autumn&Winter 2006-2007コレクション」の中心となる、マイヤ・イソラの1954年の柄です。
彼はマイヤ・イソラの日記に書かれた言葉と、彼女の「馬」がモチーフとなったファブリックからインスピレーションを受けました。

以下マイヤ・イソラの日記↓
「私は今まで小さな少女だったことはないの。・・・一日中私は重いカートを押しながら道を歩いたり、そうでないときは森の中をかけまわった.。時には野生の馬の群れも一緒だったの。そして一緒に森の中を思いっきり走ったの。」


「MUSTA TAMMA」は「黒い牝馬」という意味。
2つのオリジナルカラーが存在し、一つは黒の背景、もう一つは白ベース。


それぞれにミカ・ピーライネン自身のセメントパープル色が加わったコンビネーションとなっています。


洋服・バッグ・傘・ポーチと商品化されています。

   

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マリメッコ-marimekko-の歴史 

マリメッコの創立者でもあり、美学を持ったアルミ・ラティア(Armi Ratia)は1951年、夫であるヴィリオ・ラティア(Viljo Ratia)が1949年に設立したオイルクロスとテキスタイルプリントの会社プリンテックス(Printex)に入社しました。

アルミが友人のデザイナーにプリンテックス用に依頼した新しいデザインは、大胆な色使いと抽象的な表現のパターンとなり、過去のテキスタイルプリントの伝統を覆すようなものでした。

そのモダンでカラフルなファブリックは人々の注目を浴びたもののあまりに斬新だったため、その当時、社員はそれをどのように使って良いのか分からず、試行錯誤を重ねました。

そこで考え出されたのが、その新しいファブリックを生かすためにファッションを中心とした小さなオリジナルのコレクションを創ることでした。

そしてアルミは別会社を立ち上げることを決意し、その会社がmarimekkoとなりました。


 マリメッコのオリジナルなデザインと洋服のラインに一番影響を与えたデザイナーはヴォッコ・エスコリン・ヌルメスニエミ(Vuokko Eskolin-Nurmesniemi)です。

彼女は1953年にマリメッコに入社、ファッションとテキスタイルのデザインに携わりました。また、インテリアファブリックではマイヤ・イソラ(Maija Isola)がトレンドセッターと言える存在でした。

彼女は1949年にプリンテックスに入社し、プリントデザインを担当、その後マリメッコに1987年まで在籍しました。

「小さなマリーのためのドレス」という意味を持つマリメッコは1957年にヘルシンキに1号店をオープンさせると、たちまち評判になり、今では世界的に注目されるブランドとしての地位を築いています。

マリメッコを代表するデザイナーとして、マイヤ・イソラ、カツジ・ワキサカ、フジオ・イシモトの3人の名があげられます。




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マリメッコ-marimekko-のデザイナー紹介 
MAIJA ISOLA(マイヤ イソラ) テキスタイルデザイナー


1927-2001 享年74歳
1946-1949 School of Applied Art (Helsinki) テキスタイルデザイン専攻
1949-1960 プリンテックス社でインテリア用のテキスタイルプリントをデザイン
1953-1987 マリメッコ社でインテリア、婦人・ベビー服のテキスタイルプリントをデザイン
1974 フィンランド文化財団より表彰
1979〜 娘のクリスティーナ・イソラと共に、テキスタイルプリントを手がける



 大胆な色のコンビネーションによる大きな抽象パターンで知られている彼女の作品は華やかで、遊び心を持っています

マイヤ・イソラについて詳しく





KRISTINA ISOLA(クリスティーナ イソラ) テキスタイルデザイナー


1946 誕生
1971 フリー・アート・スクール、School of Arts(ヘルシンキ) 卒業
映画・写真課専攻
1964: マリメッコのデザイナーに就任



 1964年よりmarimekko社のテキスタイルプリントとインテリア製品のデザインを始め、1987年まで母であるマイヤ・イソラと共に仕事をしていました。

自身の新しいデザインに加えて、マイヤ・イソラの過去のファブリックに色のバリエーションを増やしたり、パターンに大小の変化をつけるといった作業を行っています。
クリスティーナの作品はフィンラン国内だけではなく、数多くの海外での展覧会で展示がされています。


MIKA PIIRAINEN(ミカ ピーライネン) ファッション・バッグデザイナー


1969 誕生
1989-1989 マハリシ・アート・アカデミー(ヘルシンキ)
1990-1994 ラーティ・デザイン・インスティテュート(ヘルシンキ)卒業
1993-1994 レイブンスバーン・カレッジ(ロンドン)
1994〜 マリメッコのデザイナーとして在籍



 マリメッコ社の洋服(レディース・メンズ・キッズ)とバッグラインのデザインを担当。
シンプルで肩肘をはらないフォーム、大胆な色使いを好み、実用性と独創性とミニマリズムを併せ持ったデザイン。
フィンランドの自然を愛し、デザインへのインスピレーションを受けている。
テキスタイルデザインではマイヤ・イソラを尊敬している。


 先日、お会いする機会がありました。
とても楽しそうに自らデザインしたバッグなど、丁寧に説明して頂き、
マリメッコが大好きという気持ちがすごく伝わってきました。
マリメッコの魅力が満載の本「phenomenon marimekko」が僕のバイブル!と言っていました。

日本が好きで、オフには青山などを散歩したそうです。
TOKYUHANDSも来日時には必ず立ち寄る場所だとか。
次回、来日する時には温泉に行きたいそうです。





ERJA HIRVI(エルヤ ヒルヴィ) テキスタイル・ファッションデザイナー


1968 誕生
1992-1993: Hochschule der Kunste(ベルリン)で学ぶ
1995 マリメッコ社でインテリア、ファッションテキスタイル、衣服、バッグのデザインを開始
1997 UADHユニバーシティ・オブ・アート&デザイン(ヘルシンキ)卒業
テキスタイル・ファッション専攻


フィンランド国内を始め、海外でのテキスタイル展覧会への参加やコンペを経験。

脇阪 克二(ワキサカ カツジ) テキスタイルデザイナー


1944: 誕生
  京都芸術大学卒業
1968-1976: マリメッコデザイナーとして在籍



子供向けのファブリックを手がけ、大人気となりました。
鮮やかな色の車が規則的に並ぶ「Bo Boo」はあまりにも有名です。





石本 藤雄(イシモト フジオ) テキスタイルデザイナー


1941: 愛媛県生まれ
1964-1970: 東京芸術大学 グラフィック・デザイン専攻
広告デザイナー
1970-1974: ヘルシンキのディセンバーにデザイナーとして在籍
1974: マリメッコ テキスタイルプリントデザイナー就任
各国に作品が展示され、数多くの賞を受賞している



 石本藤雄はマイヤ・イソラのデザインに魅せられ、1970年「マリメッコで働きたい」とフィンランドに渡りました。
4年後、彼の願いが叶い、現在もなおマリメッコを代表するデザイナーとして活躍しています。彼の作品は大胆でシンプルなデザインで有名です。

 現在、ヘルシンキMuseum of Art and Designを始めとした、世界中の美術館に作品が所蔵されています。
作品は身近な自然にインスピレーションを受けたものが多く、マリメッコで300点ものプリントをデザインしています。

マリメッコのデザイン精神を担う大変重要な存在となった今日、その活動はさらに広がり、ARABIAの陶芸家としても才能を発揮しています。






JENNI TUOMINEN(イェンニ トゥオミネン)

 グラフィックデザイナーJenni Tuominenの「UNESSA=夢の中」はマリメッコ社主催のDesign Meet User!コンテストで優勝しました。

Jenni Tuominenがインスピレーションを受けるのは自然・本などで、とにかく沢山絵を描くそう。
この「UNESSA=夢の中」も自分のスケッチブックよりテーマを見つけデザインしたそうですよ。
尊敬するデザイナーは日本人アーティストの奈良美智さんだそうです。




ANNA DANIELSSON(アンナ・ダニエルソン) フリーランスデザイナー

1972: 誕生
コンストファック・カレッジオブアート(ストックホルム) クラフト&デザイン修士号
2000: マリメッコ社 フリーランスデザイナー


スウェーデン生まれのテキスタイルデザイナー、Anna Danielsson(アンナ・ダニエルソン)の作品は2001年の春からマリメッコのコレクションに加わっています。家具のファブリック、キッチン、バスルームプロダクツ、そしてバッグが発表されています。


ANNIKA RIMALA(アンニカ・リマラ) ファッションデザイナー


1936: 誕生
1954-1956: Institute of Industrial Artsでグラフィックデザインを学ぶ
1959-1982: マリメッコ社在籍



マリメッコのファッションデザイナーとして活躍し、デザインした服はファッション誌表紙やページなどでも取り上げられ、ボーダーのTシャツ「TASARAITA」は今でも人気です。



TERESA MOORHOUSE(テレサ・ムーアハウス) フリーランスデザイナー


1971 誕生
1994 エスモード・ファッション・デザインスクール卒業
2002 UADHユニバーシティ・オブ・アート&デザイン修士号取得
2003 マリメッコ フリーランスデザイナー



テレサ・ムーアハウスは2004年からマリメッコでプリントファブリックのデザインを手がけはじめました。彼女の作品はマリメッコのインテリアデコレーションコレクション、バッグや服で登場しています。
わんちゃんがいっぱいの「DOGS」柄ではバッグ・ポーチ・がま口・スカーフが商品化されています。





OIVA TOIKKA(オイヴァ・トイッカ) テキスタイルデザイナー


1931 誕生
1956 School of Applied Art (Helsinki) セラミックライン専攻
1956-1959 ARABIA社デザイナー
1960 School of Applied Art (Helsinki) 美術教師
1963 Nuutajarviグラス デザイナー
2004 マリメッコ社 フリーランス デザイナー



フィンランドの中で最も古いグラスメーカーNuutajarvi社でグラスデザイナーを務め、フィンランドを代表する陶器ブランドアラビア社にも在籍し、食器のデザインを手がけています。2004年からマリメッコ社に在籍、ガラスデザインの巨匠でもあり、国内・海外でも多くの賞を受賞しています。





MAIJA LOUEKARI(マイヤ・ロウエカリ) テキスタイルデザイナー


1982 誕生
1998-2002 アートスクール(オウル・ヘルシンキ)にてグラフィックアートを学ぶ
2003 UADHユニバーシティ・オブ・アート&デザイン(ヘルシンキ)入学
空間・インテリアデザイン専攻
2003 マリメッコ社在籍



2003年、学士課程に在籍時に、ヘルシンキ芸術デザイン大学とマリメッコによって行われた、デザインコンペティション「Nuoren ela¨ma¨n raamit (若い世代のための)」で「Hetkia/Moments(ヘトキア/モメンツ/ひと時」で一位を受賞。その後、マリメッコのプリントのデザインを手がけています。




VUOKKO ESKOLIN-NURMESNIEMI(ヴォッコ・エスコリン−ヌルメスニエミ) 


1930 誕生
Institute of Industrial Arts セラミック専攻
1952-1953 ARABIA社デザイナー
1953-60 マリメッコ社在籍
1956-1957 Nuutajarviグラス デザイナー
1964 Vuokko設立



フィンランドの有名ブランドARABIA・marmekko・Nuutajarvに在籍。
マリメッコ社ではファブリックやドレスをデザインし、Nuutajarvi社ではグラスを制作。
テキスタイルいがいでも才能を発揮し、1964年に自分自身の会社を設立。
マリメッコ社でデザインした「PICCOLO」柄は現在でも新たに商品化されていて、とても有名です。




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