クリスマスハムのおはなし

クリスマスハム

joulukinkku (ヨウルキンック）

クリスマスのメイン料理といえば日本では鶏肉を思い浮かべますが、フィンランドでは豚もも肉で作ったハムが食卓を飾ります。スライスしたハムに根野菜のキャセロール（大体3種類並びます）を添えて頂くのが伝統的なクリスマスプレートです。

スーパーのデリでも買うことはできますが、お肉の塊を買ってきてお家で焼くのが一般的です。12月に入ると何キロとするハム用のお肉がスーパーに登場し、クリスマスシーズンの到来を感じさせます。
フィンランドのクリスマス料理はオーブンを使う料理が多いので、時間のかかるハムは夜オーブンに仕込んで一晩かけてじっくり焼く、という家庭も多いです。

クリスマス前は大掃除やクリスマス料理の準備で日本の年末さながらの忙しさです。その為、主婦の間では密かにクリスマスをもじってクルシミマス、と呼ばれていたりもします。
クリスマスイブから数日間はクリスマス料理を食べることが多いので、お料理は休憩、という家庭も多いのですが、クリスマス料理に飽きてくる頃、残ったクリスマスハムの消費方法について巷で話題になるのも恒例行事。何だか日本のお餅と似ている気がします。

ミコンフィンランドカフェ新小岩本店では、クリスマスシーズン限定でjoulukinkkuのクリスマスプレートお楽しみ頂けます。またにこわ新小岩店では、joulukinnkkuを使ったキッシュがメインのクリスマスプレートをご用意しております。是非ご賞味ください。